ICO不正宣伝で有名ボクサーメイウェザーなど起訴

ICO不正宣伝で有名ボクサーメイウェザーなど起訴

あけましておめでとうございます。坂本よしたかです。

世界で最も有名なボクサーの1人が、メイウェザー氏です。 このメイウェザー氏がアメリカの証券取引委員会であるSECから、起訴されました。 その内容は、仮想通貨による資金調達行為、ICOにおいて不法に宣伝をしたというものです。

SECが11月29日に発表したもので、セントラテック社が発行するICOの宣伝をするため、メイウェザー氏は10万ドルを受け取ったとするものです。 ただ宣伝費を受け取ったことを開示していれば良かったのですが、開示しなかったことが問題視されました。 同時に、同じくセントラテック社から5万ドルを受け取っていたDJのギャレット氏も起訴されています。 このセントラテック社のICOは詐欺であったとして、2018年5月に共同創業者の3人が起訴されていました。 3人はICOにて、2017年に投資家から約3200万ドルの資金調達に成功しています。

メイウェザー氏は容疑の認否は明らかにしていませんが、罰金等の支払いには応じているそうです。 つまり、非公式に罪を認めたと考えても良いでしょう。 その罰金の内容ですが、不正に取得した30万ドルの返還、プラスして30万ドルの罰金が科されています。 さらに判決前利息として、14775ドルの支払いにも応じていて、今後三年間はどんな証券の宣伝をしないことにも同意したとの報告がされています。 世界的な人気を博すボクサーにとって、30万ドル超の罰金は十分に支払えるものだったのでしょう。

日本でもICOで、人気歌手を起用した仮想通貨が話題になりました。 その仮想通貨も詐欺ではないか、との懸念がでるほど、価格が上がっていません。 当然ICO割れの価格になっており、流動性も低いことから売るに売れない状況になっています。 SECの1人が、投資家はSNSに投稿されたアドバイスには、懐疑的になる必要があるとコメントしています。 有名人が支持しているから安全な通貨ではなく、基本的には報酬を受け取って宣伝をしているケースが多い、とも語りました。 さらに後日になって、有名人が推奨するICOは法に抵触している可能性があるとも提言しています。 こうした状況を鑑みて、ICOは確かに利益をだせるチャンスでもあるのですが、投資をするのなら十分な調査が必要であると言えるでしょう。

有名ボクサーであるメイウェザー氏が、ICOを不正に宣伝したとして米SECから起訴されることになりました。 ただ、既に罰金等は支払いずみであり、今後3年間は宣伝をしないことにも同意しています。 ICOは詐欺案件が多いとも言われますので、十分に注意をしておきましょう。

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