OTC取引高は2兆5900億円

OTC取引高は2兆5900億円

坂本よしたかです。アメリカの仮想通貨決済企業サークルは2019年1月3日に、OTC取引高に関する発表を行いました。
発表内容によると取引高が2018年に、想定で240億ドルを記録したとのことです。
240億ドルを日本円に換算すると約2兆5,900億円であり、驚かされた投資家もいたのではないでしょうか。

OTC取引とは取引所で行われる取引とは異なり、売手と買手が相対となることを言います。
つまり取引所などの仲介業者を利用せず、直接的に取引が行われるのです。
非上場株式や公社債、外国為替証拠金取引で使われることもある金融経済用語の1つです。

OTC取引には流動性が期待できるため、機関投資家の間で需要が高まっていると言われています。
アメリカの金融グループから出資を受けているサークルは、OTC取引のパートナー数が1,000を超えたことを明かしました。
仮想通貨取引所やトークンプロジェクトだけではなく、世界的な年金基金なども顧客であるとのことです。
このような事態を受けてサークル側は、2019年もOTC取引が活発に行われると予想しています。

さらにOTC取引の需要が高まり、機関投資家の間で普及が進むという旨のコメントも発表しています。
一般的な銘柄とは異なり価格が一定であるステーブルコインの普及や、資産管理の発展を理由として挙げています。
アメリカの仮想通貨規制の透明化やインフラによるイノベーションなどが、OTC取引の普及に影響するかもしれません。

仮想通貨市場の流動性が高くなれば、投資家たちも積極的に取引を行うようになるのではないでしょうか。
また新規の投資家たちも流動性の高さを魅力に感じ、今まで手を出していなかった銘柄を購入するかもしれません。

アメリカでは上記したサークルだけではなく、大手仮想通貨取引所が機関投資家のためにOTCトレーディングデスクを設立しています。
機関投資家は個人投資家から集めた資金の運用や管理を行う場合もあるため、取引に時間がかかることはデメリットと言えるでしょう。
しかし専用のOTCトレーディングデスクが設立されれば、機関投資家同士による直接的なやり取りにより時間の短縮が期待できます。

流動性の高さから機関投資家がOTC取引にシフトしているというデータも存在し、他の投資家たちも徐々にシフトするかもしれません。
仮想通貨取引所の業務内容も見直され、OTC取引に対応するために変化するのではないでしょうか。

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